メディアの誘導
人は意識をしていないと、簡単に影響をうけて、コントロールされる。誘導されてしまう。
メディアで代表的なものはテレビだ。
テレビは信じるとか信じないものかというとではなく、ただの広告である。
テレビの仕事は注目を浴びて、そこで広告を見てもらう仕事である。そこでスポンサーからお金をもらう。人のあら探しをして、注目をあびて、視聴率をあげる。
テレビは相手に与えたい印象を植え付ける装置である。
たとえば、大統領選挙。
トランプ氏の場面では、より攻撃的な場面ばかりを切り取り、激昂している様子をひたすら流す。字幕は赤字で表現。逆にヒラリー氏の場合は、落ち着いたトーンの場面を切り取り、字幕は青など、知的なイメージをつくっている。
テレビは両者の本質をつたえるのではなく、おもしろ可笑しく、視聴者が興味を持つように意図的に両者を対比させ、一方的なイメージづくりをしている。
どちらも本当の姿ではなく、視聴者に有益な放送にはなっていない。
このようにテレビとは、ただ単にコメディーであり、NHKでさえ本当の真実なんて一般の国民には知らせれない。偏見報道がたくさん見て取れる。
テレビが中心の生活をやめること
テレビだけの情報に頼っていては、メディアにコントロールされるだけの人間になってしまう。その人がもっている知識はただの誘導された、なにの真実もない、クズ同然の情報なのだ。
本当に賢い人はそのなかの情報から客観的な値をとりだし、自分で考える。
新聞であれば、数社見比べてみて、なにが違うのかどのような偏見がつくられているのかおおよそわかってくるはずだ。
その前提を常に意識して生活すること。
そうすれば、メディアコントロールから離れた場所で、本当の真実にすこしずつ触れながら確信をもってビジネスや投資などに思考を巡らせることができる。