前の４０年、次の４０年
これから日本人は人口も少なくなっていく、３０年もすれば１億人を切るかもしれない。
一億人を超えたのが昭和45年、私がうまれる１０年も前のことだ。
缶コーヒがはやり、マックが開店し、万博が開かれた。世界のものが押し寄せてきた。
２０５０年には、私の子供が３０歳台になる。そのころには日本人は大幅に減り、
移民が大半を占め、次の世界が押し寄せてくる。
前回は日本人の価値観は変わった。次回はどうなるのか。
日本人の精神性のバランスがくずれている
単純に日本人の数だけではなく、文化や精神性もなくなっていく。
いま日本人は精神性を失いつつある。
ネットでお互い誹謗中傷しあい、富を奪い合っていたりしている。
本当に譲り合いやお互いを尊重したりするこころはすくなってきている。
本来は慎ましくするべきであるし、お金を稼ぐとこは悪いことではないが、そんなに
おおっぴらにするべきではない。人付き合いも精神性を見て、心が豊かなひとと付き合うべき
である。
インターネットという新しいテクノロジーが原因でバランスがくずれている。
そうであればこそ、日本人としての精神性をたもっていかなればならない。
精神力のテンプレートをまなぶとき
今、お互い争いあっているこの時代で、影響をあたえてくれる、本当に精神的にうまくいく
テンプレートを探すべきだ。
例えば、魚釣りもコツがある。ルールがある。どこに魚がたまっているかとか、経験がある。
それをまごごろ込めて教えてくれる人がいたから、自分も上手くなってきた。
教わる気持ちがあって、そういう態度であったから、お互いにうまくいくサイクルが出来た。
力を与えるということ、与えてもらうということは、それに伴う精神力がないといけない。
柔道もただ技を教えるだけでは、だだの暴力を振りかざすことになる。
精神も教えられる側がきちんとついてきているのを見て、さらに教えを、実力を伸ばす指導になる。
お互いの精神力や精神性が合う、高め合っていける相手をみつけ、お互いこの時代を
乗り切っていかなければならない。
そのことは自分の子供にもきちんと教えていく。